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らいふゆめ☆おんらいん

★同人ブログ★です!BL等意味の解らない方、 同人がお嫌いな方は閲覧ご遠慮ください!

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宇宙(ソラ)ノムコウ:2

『地球は嫌いか?…』

“あなた”の優しい声がする。

「ナゼ、勝手な行動を!!」

  ダン!

怒りにまかせて、押しつけた。
壁に追いやられた相手の反応は…

「何か、言うことは無いのか!!答えろ!刹那・F・セイエイ!!」

…押し黙ったまま、刹那は答えようとはしない。
ただ、黙ったまま。その瞳を逸らすことなく向ける。

「やめよう。落ち着こうよ、二人とも…」

後ろでアレルヤの心配そうな声がする。が、二人には聞き入れる様子すらない。

「お前が…お前が余計な事をするからッ!」

らしくない。こんなに取り乱したティエリアは初めてだ。

ああ。彼も自分と“同じ気持ち”なのだ。

「…すまない」

すべてを集約して、この言葉しか出せなかった。どう言っていいのか分からなかった。
どんなに綺麗な言葉を取り繕っても、答えは“ひとつ”だから。

その事実は変えることはできない。
あえて言うのなら、もう少し早く。もう少し早く、気づくべきだった。

ここにいる、誰もが思うこと。争いで自らを失うのは覚悟の上。
しかし、それは綺麗事でしかなく。本音は違う。

“大切な人”は、自分よりも一日でも長く…

(…ダカラ)

ロックオンがいなくなってしまったなど、認めたくなかった。

 ギリリ…

胸ぐらを掴む手に力がこもる。

「…うっ」

刹那は少し身をよじったが、すぐに表情を取り戻し、再び自分をみつめる。じっと。
だだ、じぃっと。悲しい瞳が語りかける。

理解している。これは、ただの“八つ当たり”だ。
こんなことをしても、何もならない。けど、何かをせずにはいられない。

やっと、自分はやっと見つけた。

(…あたたかい)

自分を包んだ不思議な感覚。彼が教えてくれたこと。

もう触れられないなんて。触れることもないだなんて。

(ボク・ハ・シンジ・ナ・イ)



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to be contenued...

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